後期研修プログラム

プログラムの名称

倉敷医療生活協同組合後期研修プログラム

プログラムの目的と特徴

1.目的

  • WHOが提唱する「5つ星医師」の能力を備えた医師を養成
  • 地域医療を中心的に担う質の高いジェネラリスト(家庭医・総合内科医)の養成
  • 地域医療の中で効果的に役割を発揮できる各科専門医 (内科各専門科・外科・小児科・産婦人科など)の養成

2.特徴

  • 保健・医療・福祉の複合体をフィールドとする医療生協の特徴を生かした研修
  • 地域の保健・医療ニーズに立脚し住民・組合員参加の地域に開かれた研修
  • 患者や組合員の学習への参加、共同学習と教育環境を重視
  • 地域の中で問題点や課題を見つけ出し、分析・理解・解決の中で学習していく業務基盤型学習 (Work-based learning)、 仕事の中での学習 (On the job training)が基本
  • 成人学習理論に基づき、学習者中心のプログラム。 自らのモチベーションを最大限に尊重し、目標を設定し、計画を立てる学習プロセスを重視。 プログラムの柔軟な運用、研修医の成長を最大限に保障するための評価。

研修の一般目標

1.WHOが21世紀の医療に求められている医師像として提起した「5つ星医師」

  • いざというとき安全で質の高い医療を提供もしくは紹介でき、セルフケアや健康づくりを援助できる医師
  • 患者の思いや願いを共有し、患者の心に寄り添うことができ、生きる力に援助できる医師
  • 患者の自己決定を援助し、倫理的、経済的な問題も含め専門家として必要な助言ができる医師
  • 地域社会の中でふれあい、お互いに尊重し、患者中心のチーム医療を実践する医師
  • 地域を知り、地域の人々(組合員)から信頼され、その地域の健康問題、社会的問題に対応できる医師

2.一般目標

基本的臨床能力を身につける
患者を一人の人間としてとらえ、身体・心理・社会的側面からとらえることができる

プログラムの構成

  1. 共通プログラム
  2. 科別プログラム (内科、外科、小児科、家庭医療)
  3. 短期留学(出向研修)

共通プログラム

初期研修2年間終了後、後期研修の各科プログラムに別れるが、それと平行して共通プログラムが実施される。救急医療や、健康増進・疾病予防は科に関わらず後期研修でも引き続き必要な研修課題と考えている。各科プログラムと共通プログラムを有機的に結びつけ、地域ニーズに応えて働くトータルな医師を養成することを目的としている。また、初期研修と後期研修は指導医とともに屋根瓦式研修を構成する。シニアレジデントの良き相談相手になり、教えることと学ぶことを統一する中で自らの臨床能力を発展させることも、プログラムとしておこしてはいないが、大切な課題である。

科別プログラム

院外研修

必要・要望があれば研修管理委員会の検討を経て、1~3ヶ月の院外研修を行う。
例えば、3次救急施設での短期研修、感染症・総合内科研修・家庭医療の短期研修など。
認定・専門医の取得に必要な院外研修については、医師委員会・理事会の検討の上、保障する。
短期留学(出向研修)についての詳細は、院外研修規定を参照。

研修終了の認定及び、証書の交付

研修管理委員会における研修終了と合格の判断に基づき、病院長が修了証書を交付する。

研修終了の進路

倉敷医療生協スタッフとして地域医療に関わる。
ただし、これまでの研修で得た力を発揮するために他の施設へ移ることも可能。

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