水島協同病院式研修『5大研修の特徴』

5大研修の特徴『プライマリ・ケアPlus 自分の専門』をつくる 水島病院の特別プログラム

当院のプログラムでは、総合診療能力と2次救急指定病院における救急対応能力を確実に習得できます。この2つを習得するための柱が次の5点です。

水島協同病院式5大特徴

1.内科外来研修

指導医による完全マンツーマン指導!

1年目の8月から内科外来研修を開始します。患者さん同意の上で、指導医同席の下、研修医が診ていきます。問診・身体診察・診断にいたる思考過程をじっくりと学ぶことができます。経験症例は救急外来を含めると1000は優に超え、3年目に向けてそして開業医となる場合にも必須の能力が身につきます。この研修は※JCEP(卒後臨床研修評価機構)から高く評価されました。

※臨床研修病院の研修を評価する第三者機関

2.小児科外来研修

通年でまるごと学ぶ小児プライマリ・ケア

1年間を通して小児科外来に入ることで、子どもたちの多彩な疾患に数多く接することができます。また症例を通した週1回の小児科ランチョンセミナーで自ら考える力を身につけると同時に、救急対応能力を養います。これらを踏まえ、2カ月間のブロック研修を行うことにより、修了時には小児のプライマリ・ケアを習得します。

3.早期の在宅医療研修

退院後を見据えた"一歩先行く医療"を学ぶ

1年目の6月から8月にかけて、水島協同病院近くの診療所で訪問診療を経験します。早期に地域に出向く研修を行うことで、地域の中で生活する患者を知り、生活背景にまで思いを寄せる研修ができます。また開業医と病院側の間に存在するギャップを知ることで、スムーズな病診・病病連携の基礎ができます。

4.週1回×2年間の救急研修

確実な2次救急対応能力を養う

どのブロックをローテートしていても、週1~2回の日中救急当番を担当します。当直までの道筋は、指導医、救急看護師によるグレード判定ではっきりと示し、個々の能力に応じてステップアップしていきます。月に1回、近隣の救命救急センターから講師を招き、水島ERカンファレンスを開催しています。

5.他職種研修+360度評価Feedback

チームリーダー育成プログラム

1年目、4月のオリエンテーションでは、医師をはじめとする同期のスタッフたち約60名と学びをともにします。職種の壁を越えた横の関係を築くことで、連携がスムーズになり研修が進めやすい環境となります。また年に2回、360度評価(他職種による研修医評価)を受けて、チーム医療のリーダーとして成長していきます。

PageTop