2017/12/29
12月20日に当院にて藤田保健衛生大学 救急総合内科教授 岩田充永先生をお招きして、「研修医とともに深めるカンファレンス」を開催しました。
岩田先生とは今年8月に岡山で開催されたセミナ-でお会いして感動!そしてすぐに先生の著書を読んで感激!その後メ-ルでやりとりをさせていただく中で、色々な繋がりがみつかり、今回こんなワクワクする企画の開催に至りました。
当院2年目研修医Y先生が早朝5時50分に受けた救急車の一例について発表し、そこに岩田先生が症例について質問やレクチャーをしながら参加者みんなで考えていきました。発表することになったY先生はかなり緊張していましたが、岩田先生が講演会前に打ち合わせをしてくださり、「大丈夫。よくできてる。よくがんばってるね。」としっかり声をかけて緊張をほぐして下さり、とても良い発表の機会となりました。
症例のカンファレンスのあとは、「内科救急のクリニカルパールについて」「医療現場におけるチームダイナミクス」について熱く語って頂きました。
チームダイナミクスとは、チームリーダーはオーケストラの指揮者のように、個々のチームメンバーが最高のパフォーマンスができるよう個々に合わせた仕事の役割・配分を考えてマネージメントしていくことが必要であり、そのためには今後の医師人生の中で医学知識・技術の習得と同じくらい、コミュニケーション能力が必要だと話されていました。
今回の参加者は、当院の医師・看護師・事務、そしてサプライズゲストとして岩田先生が名古屋掖済会病院で一緒に働かれていた倉敷中央病院救急科のI先生+4名の救命医と来年救急科に入る元気な研修医、岡山協立病院医師・研修医、現役医学生1名も参加してくださいました。
終始笑いあり、笑顔のあふれるあっという間の1時間半でしたが、とても内容の濃い、そして明日から頑張るぞ!と前向きになれるお話がたくさんあり、参加者全員のモチベーションにつながりました。